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OB/OGのご紹介

【9期】2017年春修士過程修了

水村 潔美

みずむら ななみ

埼玉県出身。日本女子大学物質科学学科を経て慶應SDM修士課程に入学、修了。新卒で株式会社LIXILに入社し、生産工場にて品質管理・新商品準備に従事。その後アップルアーキテクツ株式会社(青森県平川市)へ転職し、新規事業を主に社長の秘書的業務を行う。「家族のビジョンからの家づくり」を行うため家族と個のビジョンを日々追求中。

研究タイトル

「防災意識向上のための生活行動パターン分析によるセルフリスクアセスメントプログラムの設計と評価」

研究の概要

日本では災害が多くあることから、災害に関する多くの知識が蓄積されてきた。しかし全ての人に有用であるように設計されているものが多く、個人の生活や行動に適用できるものは限られている。個人の防災力が常に求められるが自分事に捉えるには難しく、過去の教訓が活かされないケースが多く見られた。研究では個人の生活パターンから必要なものを特定し災害時に必要な物を認識させることにした。

SDM的ポイント

従来、災害時を想定し地震の行動を描くことでリスクを推測させる防災教育は存在するが、個人の生活パターンに応用できるものは実現されていなかった。本研究では、日常における自身の生活パターンを分析することで災害リスクを把握し、防災意識を向上させるセルフリスクアセスメントプログラムの設計を行なった。

慶應SDMで学んだことが
今の自分にどう役立っているか

修士課程を通して「木を見て森を見る」ことの重要性を認識することができました。新卒でSDMに入学し考え方を身につけたことによって、社会人生活にとても役に立っています。神武研では、様々なプロジェクトに関わることで物事の進み方など色々な経験をさせてもらいました。お陰で前職でも現職でも少しの問題はなんとかなる精神と馬力で乗り越えられています。SDMで得た知識・経験とさらに今の経験値・これからの実績を積み上げることによってより楽しい人生を歩んでいる実感があります。

近況報告

津軽塗りにチャレンジ中。
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