Sensing & Design Lab.

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
センシング・デザインラボ(神武研究室)

Keio Meet the Future Project(KITE Project) SENSING & DESIGN LAB. SPECIAL SITE 神武研から理解するSDMとその社会活用

Sensing & Design Lab.

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Mar.15, 2019
ニュース報告
「社会サービスデザインに基づく持続的な宇宙利用連携研究教育拠点の構築」成果報告会およびセミナーを開催

 東京大学を代表機関として今年度から3年間の事業として採択された「社会サービスデザインに基づく持続的な宇宙利用連携研究教育拠点の構築」の成果報告とセミナーを実施しました。この事業では、東京大学、慶應義塾大学、東京海洋大学、山口大学、宇宙システム開発利用推進機構、株式会社パスコの6機関が宇宙インフラ技術(地球観測・衛星測位・衛星通信・衛星工学・UAVなど)を起点に社会課題の解決に応える革新的な産業・社会サービスを実現する研究教育拠点を実現することを目的に活動を進めています。

  TKP市ヶ谷カンファレンスセンターで開催した成果報告会では、事業責任者の中須賀真一教授(東京大学)からの挨拶そして柴崎亮介教授(東京大学)からの事業概要の説明がなされ、その後、各機関から今年度の活動成果についての報告がなされました。神武直彦教授は、本事業の中心をなす社会課題解決のための宇宙サービスデザインと人材育成についての報告と来年度以降の計画についての紹介を致しました。

  また、国際協力機構の協力を得てJICA地球広場で開催した「SDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた宇宙・空間情報活用セミナー」では、中須賀真一教授(東京大学)、柴崎亮介教授(東京大学)、宍戸健一氏(JICA)、神武直彦教授(慶應義塾大学)、K.E.シータラム氏(アジア開発銀行研究所)、福代孝良氏(東京大学・内閣府)による自己紹介を兼ねたショートステイトメントの発表の後、SDGs達成に向け、宇宙・空間情報をどのように活用できるか?そのためのデザインをどのように実施すべきか?という観点で活発な議論がなされました。なお、このセミナーについては、宇宙メディア「宙畑」の記事として報告がなされています。